大人になること
おはようございます⛅️
いつも読んでいただきありがとうございます
先日、パフェを食べに行きました(o´▽`o)
ラーメンばかり食べていると思われがちですが、しっかり甘いものも好きです
特に果物は何でも好きです🍒🍇🍐
せっかくだし旬の枇杷を使った季節限定のパフェを頼もうと思っていたのですが、山盛りの苺の誘惑に負けてしまいました…
いつまで経っても子どもみたいなチョイスしかできませんね
ほんとはチョコバナナのパフェも食べたかったのは内緒です🤫
大人になりたいと思います💭💭
明日5/10 15:00〜23:00、明後日5/11 9:00〜15:00で出勤します
お時間があればぜひ^^
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今日は山本◯五郎「赤ひ◯診療譚」です
余談ですが作者の名前を冠した文学賞がありますね
京◯夏彦、湊か◯え、小野不◯美…と言った人気作家が受賞しているので、受賞作を読んだことがある方も多いんじゃないかなと思います
エンタメ性が高い大衆小説が選ばれますから、受賞作は夢中になって読める面白いものばかりです📕
「赤◯げ診療譚」は江戸時代を舞台にした医療ものです
幕府が貧しい町人たちのために設置した小石◯養生所での様々な出来事が描かれます
主人公は、養生所の責任者で周囲から「赤ひげ」と呼ばれる医師と、見習いとして無理矢理派遣された青年医師です
赤ひげは無口で無骨で乱暴で、周囲から反発を買うことも多いのですが実は貧しい人々のために人生を捧げる医師なのです
そんな彼のやり方に当初は反抗し、養生所での治療も放棄していた青年医師だったのですが、やがては赤ひげの理念に感化され医師としての生き方を見出していきます
赤ひげの貧しい人々に対する眼差しが胸を打ちました
貧苦から罪を犯す患者達を憎まず、彼らが罪を犯すのは無知故に陥ってしまった貧しい境遇にあるからとして、そうした人々を無視する権力者たちに反抗します
しかし、貧しい人々に尽くす自らの活動を「徒労」であると言い切り、
「人間のすることにはいろいろな面がある。暇に見えて効果のある仕事もあり、徒労のようにみえながら、それを持続し積み重ねることによって効果のあらわれる仕事もある。おれの考えること、して来たことは徒労かもしれないが、おれは自分の一生を徒労にうちこんでもいいと信じている。」
と話すのです
きっと作者も赤ひげと同じような眼差しを、社会に向けていたんじゃないかなと思います
現代では様々な制度が確立して、医療を受けられずに亡くなったり極端な貧困に陥ることはほとんどありません
でも社会に弱者は存在して、苦しい境遇に身を置かざるを得ない人々はたくさんいる
政治はそういう人を無視してはいないか、大企業が儲ければやがては国も豊かになると言わんばかりに、個人を見捨ててはいないか…
政治だけではなく私たちも、自分の目先の利益ばかりを求めて、「徒労」に尽くすことを忘れているんじゃないかなと思います
赤ひげのような医療は施せなくても、家族や友達、出会った人たちには私があげられるもの、愛情とか優しさとか時には僅かなお金、時間…
なんかを惜しみなく与えられるようになりたいです
たまには油そばです🫶
2024/05/09 07:27